広がる笑顔、みんなみんな
街も暗闇に包まれ、ファインとレインが凛々しく立ち、キュキュとピュピュが発光・・
この原画の担当は藤本悟君です
ブローチの周りから円形に色が明るくなっていくのは、数井さんのアドリブです
キュキュとピュピュの発光ですが、その照り返しを受けたプーモを三段階でハイコントラストに色変えしているのですが、プーモは元々白いため(w あんまり効果が出ているように見えないですよね(w
ちょっと残念でした(w
カット17〜24
変身バンクを挟みながら、王子達が手を伸ばしていくカットです
この王子たちのカットの原画担当は、アニメアールの光田史亮君です
しかし、シェイドとブライトのカットは、僕の方で第1原画として描き直してしまいました
アクションアニメーターである光田君なので、どうしても手前、奥の使い方やブライトの剣の振り方など、アクションアニメ系の芝居になってしまったんですね
カッコ良かったんですが、ここは作品の方向性に合わせるのが僕の仕事・・と割り切って、直させて貰いました
アウラー、ティオに関しては、光田君の原画のままです
少女物のアクションのカッコ良さは、ちょっと方向性が違うんだと思います
男の子向けだと、アクション単体がカッコ良ければそれが見せ場になっていくんですが、少女物だと、アクションはキャラクターを表現するための道具になるんですね
ちょっと抽象的で解りにくいかもしれませんね・・
すいません
また、一番大きかったのは、やはり色面積の変化の度合いの問題です
変身バンクの部分に関しては、前回同様、音楽に合わせて再度撮影してもらいました
特にGyu!っとGyu!っと近づくよの所は、一部でかなり物議をかもし出した所でしたね(w
余談ですが、この色面積の違いの問題は、この春にちょうど基準が新しくなって、更に厳しくなったようでした
基本的に今までの延長線で考えていたんですが、それまでの経験が役に立たなくなってしまったんですね
どこまでがNGで、どこからがOKなのか、本当に解らなくなっていました
手探りで進んでいった感じでしたね
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